今使っているラケットの「オーバーグリップテープ」を交換されたのはどのくらい前ですか?
もしかして、ボロボロになっていたり、白いオーバーグリップテープが真っ黒になっていたりしませんか?
ラケットのグリップのケアは意外と忘れやすいです。
僕がテニスを始めたばかりの頃は、オーバーグリップテープをずっと交換していませんでした…。
(ボロボロでひどかったです…)
握るところはとても大事です。
- 買ったときのグリップがいいのか?
- オーバーグリップテープを巻いた方がいいのか?
こちらの記事ではオーバーグリップテープのメリット・デメリットをコンパクトにまとめています。
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タップできる目次(もくじ)
オーバーグリップテープとは
オーバーグリップテープとは、ラケットに最初から巻かれているグリップテープの上に重ねて巻くグリップテープのことです。
僕はヨネックスのオーバーグリップテープをよく使っていました。
- フィット感が良い
- 耐久性がある
- カラーバリエーションが豊富
オーバーグリップテープのメリット
オーバーグリップテープのメリットは次のとおりです。
- フィット感がアップする
- 滑りにくくなる
- 汚れても交換が簡単
- 値段が安い
フィット感アップ
オーバーグリップテープの1つ目のメリットはフィット感がアップすることです。
とてもやわらかいので手になじむ感じが強くなります。
後ほど説明しますが、「ウェットタイプ」のオーバーグリップテープはピタッとフィットします。
握った感触がソフトになるので、手への衝撃が少なくなって手が疲れにくくなる効果もあるんです。
滑りにくい
オーバーグリップテープの2つ目のメリットは滑りにくくなることです。
最初から巻かれているグリップテープのままだと少し滑りやすい感じがします。
薄くてやわらかいオーバーグリップテープを巻くことで、フィット感が良くなって滑りにくくなるんです。
交換が簡単
オーバーグリップテープの3つ目のメリットは交換(巻き直し)が簡単なことです。
交換(巻き直し)は慣れれば簡単にできます。
びろびろびろーっと取って新しく巻くだけです。
値段が安い
オーバーグリップテープの4つ目のメリットは値段が安いことです。
ざっくり計算すると1本あたり300円前後の物が多いです。
元から巻かれているのグリップテープは1,500円前後の物が多いので、比べてみるとかなり差があります。
単純に値段だけをみると違いがありますが安い理由もあるわけです。
詳しいことは次のデメリットでお伝えします。
オーバーグリップテープのデメリット
オーバーグリップテープのデメリットは次のとおりです。
- グリップが少しだけ太くなる
- 多少お金がかかる
- 自分で巻かないといけない
グリップが少しだけ太くなる
オーバーグリップテープの1つ目のデメリットはグリップが少しだけ太くなることです。
薄くてやわらかいですが、巻けば当然太くなります。
手が小さい方は気をつけてください。
オーバーグリップテープを巻いたら「太くなって逆に握りにくくなってしまった…」ということもありえます。
厚めのタイプのオーバーグリップテープは握った感覚が意外とかわるので気をつけてください。
安くてもお金がかかる
オーバーグリップテープの2つ目のデメリットはお金がかかることです。
当たり前ですがオーバーグリップテープを買わないと使えません。
1本あたり300円前後ですが「どのくらいの期間使えるのか」が重要になります。
耐久性についてはなかなか難しいところです。
種類によってかなりかわってきます。
ざっくり言うと次のとおりです。
- 薄いタイプのオーバーグリップテープは耐久性がない
- 厚いタイプのオーバーグリップテープは耐久性がある
全部を使って節約
オーバーグリップテープを長く使う節約技をご紹介します。
それは巻き直して2回使うことです。
少し分かりにくいと思うので詳しく説明します。
一度巻いたオーバーグリップテープは握る部分だけがボロボロになってきます。
ポイントは『握る部分だけボロボロ』です。
ラケットのグリップには普段あまり握らない部分があります。
それはグリップの上半分の部分です。
グリップの上半分のまだボロボロになっていない部分を再利用します。
- オーバーグリップテープを一度はがす。
- 上半分の部分がいつも握る下半部にくるように巻き直す。
巻き直すだけなので簡単です。
オモテとウラを巻き直すわけではありません。
- 見た目が少しカッコ悪くなります…。
- 色のバランスが悪くなります…。
- (黒系の濃い色だと目立ちにくいです)
自分で巻き直さないといけない
オーバーグリップテープの3つ目のデメリットは自分で巻き直さないといけないことです。
基本的にはオーバーグリップテープは自分で巻き直します。
慣れてないと少し面倒くさいです。
巻いていくうちに微妙にズレてしまうこともあります…。
季節によってオーバーグリップテープを使い分ける
オーバーグリップテープは季節によって使い分けるのがベストです。
理由は「汗」と「乾燥」です。
オーバーグリップテープの種類は大きくわけて次の2種類があります。
- ドライタイプ(汗に強い)
- ウェットタイプ(乾燥に強い)
ドライタイプとは
ドライタイプのオーバーグリップテープの特徴はサラッとした手ざわりです。
汗をかいてもよく吸収してくれます。
汗をかきやすい夏にピッタリです。
僕は夏はこれしか使いません。
こちらのドライタイプのオーバーグリップテープが1番有名です。
プロの選手もたくさん使用しています。
ただしデメリットとして耐久性がやや弱い感じがあります。
ウェットタイプとは
ウェットタイプのオーバーグリップの特徴はピタッと手にすいつく感じの手ざわりです。
手のひらが乾燥していても滑りにくいです。
オーバーグリップテープのほうから「手のひらにキュッとくっついてくれる」感じです。
手が乾燥しやすい冬にピッタリです。
デメリットというか注意点があります。
ウェットタイプのオーバーグリップテープは、汗をかいているときはラケットが滑りやすいです。
僕の失敗談ですが、夏のテニスでサーブを打つときにラケットがスッポ抜けました…。
まとめ買いがお得
オーバーグリップテープはまとめ買いがお得です。
3本入りで売られていることが多いですが、お得なタイプは30本入りです。
30本入りのオーバーグリップテープを購入したケースで1本あたりの単価を計算してみます。
価格は変動するので参考としての金額です。
- 745円 ÷ 3 = 約250円(1本の金額)
- 5,000円 ÷ 30 = 約166円(1本の金額)
1本あたりの差額は約80円です。
参考の金額として計算しました。
注意点ですが、30本入りをいきなり買わないでください。
オーバーグリップテープは『合成樹脂素材』を使っているものが多いので、ずっと保管したままの状態はよくありません(劣化する可能性があります)。
1人で30本を使い切るのは難しいので、何人かでシェアした方が良いです。
- 5人で買えば一人6本ずつ
- 10人で買えば一人3本ずつ
3本入りを買うより、30本入りを買ったほうが安く買えます。
オーバーグリップテープで個性を出す
オーバーグリップテープで自分なりの個性をだしてみるのも楽しいです。
派手な色にすれば目立つことができます。
オーバーグリップテープは種類が多いのでいろいろと試してみてください。
気軽に交換できるので気分転換にもなります。